発注者/九品寺
■本堂半解体修理工事 工期/1994〜1996年 受注形態/設計施工 概 要 入母屋造り、本瓦葺、向拝一間。柱、床、梁を残して半解体修理。軒廻り、小屋組はほとんど新材と取替え組み直した。屋根は鬼瓦をすべて補修して再用、その他の瓦は全部新しく葺き替えた。 また工事中、阪神大震災があり、お寺の願望も強く、正面隅の部分には全面的に丈夫な筋違を入れ、補修した。 |
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本堂正面 |
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■庫裡改修工事 工期/1994〜1996年 受注形態/設計施工 概要 庫裡はつし二階の建物で、屋根と壁が美しい。特に東妻を生かすよう配慮した。 |
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■地蔵堂改築工事 工期/1994〜1996年 受注形態/設計施工 概要 宝形造り、本瓦葺。修理前は入母屋造りであったものを宝形造りに改築したもので、旧建物の名残りを留める。蟇股・組物はすべて再用した。 |
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■鐘楼修理工事 工期/1994〜1996年 受注形態/設計施工 概要 切妻造り、本瓦葺。全解体工事で、いったん釣鐘を下ろした後、基礎を固め順次組立てた。軒廻りより上と袴腰廻りは新材に取替えたが、彫物はすべて再用。屋根は獅子口を再用。その他はすべて新しい瓦で葺き替えた。 |