発注者/唐招提寺
■茶所移転修理工事 工期/1997年 受注形態/設計施工 概要 旧興福寺一乗院の庫裡を移築した二階建ての建物で50mほど東に建っていたものを現在地に曳き屋し、茶所として使用されることとなった。二階には月見台が設けられている。 曳き屋 |
|
■御影堂網代塀改修工事 工期/1998年 受注形態/設計施工 概要 この塀は、旧一乗院の宸殿・殿上・僧正門(旧奈良地方裁判所建物)を移築、復原した際、整備された塀で、主体を網代で組んでいる。瀟洒な中に気品を感じさせる塀で、平成10年台風7号により被害を受け、その大半を修理した。 |
|
■参拝者便所新築工事 工期/1998〜1999年 受注形態/設計施工 概要 平屋、切妻造り、桟瓦葺、柱上舟肘木、一軒。南側旧便所老朽化に伴う新築工事。 向かって左手に男子用、右手に女子用、中央に身障者用を配置する。木部はすべて古色塗り、壁は漆喰塗りとし、他の建物との調和を計っている。 |
|
■板塀・門扉新設工事 工期/1999年 受注形態/設計施工 概要 参拝者便所裏に位置する。旧来仕切るものがなく、防犯上問題があったため、設けられた。 門は、消防車両の通行があるため、冠木をつけていない。また塀については、大和葺、壁は綾目張り、控柱付、木部はすべて古色塗り(総長36m)。 |
|
■高麗門解体移築修復工事 工期/2008〜2009年 受注形態/設計施工 概要 間口3.4m、控塀・両袖塀付、切妻造り、本瓦葺。西側に通用門を増設。 北側25mに通用門としてあったものを境内整備に伴い移築。 |
|
■開山堂修理工事 工期/2012年 受注形態/設計施工 概要 正面三間、側面二間。 老朽化し傾いていた建屋を一旦解体し、RC造の基礎に石張りの基壇を再構築した。その後、解体した部材を補修し、組直した。 旧来の正面中央唐戸と両脇連子窓を硝子戸と蔀戸に変更した。鑑真大和上のお身代わり像が安置されている。 |
|
■御影堂蔵・便所新築工事 工期/2022〜2023年 受注形態/設計施工 概要 蔵: 正面二間、側面三間、切妻造、本瓦葺、 二階建、漆喰塗り、腰板張り 便所:正面二間、側面二間、切妻造、銅板葺、 平屋建 老朽化した物入と便所の建て替え。 蔵は古民家より譲り受けた古材を用い、背面に半間増床し、組直した。 |