発注者/三輪明神広島分祠
工期/2004〜2005年
受注形態/設計施工
概 要
広島市西区に所在する神社で、お正月には、市内第二位の参拝者が訪れる。神殿は大規模なコンクリートの建物であるが、今回、神殿からの回廊と教祖殿及び拝殿を、純木造で建設された。教祖殿地階には御神水所が設けられている。
全景 |
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拝殿・教祖殿 側面全景 |
■教祖殿他新築工事 概要 拝殿・教祖殿 平入り、入母屋造りの拝殿と妻入り入母屋造りの教祖殿を相の間でつなぎ、屋根をT字型に廻した銅板葺の建物で、組物は舟肘木で納めている。 木材は教祖殿を木曽檜、拝殿を吉野檜で造っている。 回廊 既存の神殿からL字に曲がって拝殿につながる回廊で、銅板葺。神殿側面の床から拝殿縁上にゆるやかに登っている。 |
拝殿内部 |
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■御神水所新築工事 概要 神殿下方のRC造の奥に御神水所を設ける。天井は古式な組入天井とする。内部には神輿庫を設けている。 |
発注者/三輪明神広島分祠
工期/2007〜2008年
受注形態/設計施工
概 要
境内前面の傾斜部分にせり出したRC造床の前面に組んだ石製の玉垣で、親柱位置に大神御本社と同形式の木製灯籠を組む。