発注者/志方八幡宮
工期/2001〜2003年
受注形態/設計施工
概 要
播州地域の典型的な神社で、正面から下拝殿、上拝殿、祝詞殿、相の間、幣殿、本殿と一連の建物を複雑に繋いだ権現造りの建物である。外拝殿は本瓦葺とするが、その他は銅板葺としている。
社殿修理竣工 全景 |
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■外拝殿 桁行七間、梁間三間、入母屋造り、本瓦葺の建物で、正面に千鳥破風、唐破風を付け、大棟両端には鯱(シャチ)をのせている。 |
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■上拝殿・祝詞殿・相の間・幣殿 上拝殿は平入り入母屋造り、祝詞殿は妻入りの片入母屋造りで、棟高を同じにして、上拝殿正面千鳥破風とともに、棟を十字に納めている。相の間、幣殿の東側面に唐破風の玄関を附設する。 |
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■本殿 桁行三間、梁間二間、向拝三間、入母屋造りで、正側面三方に縁を廻し、正面には浜床を付ける。 本殿の周囲を瑞垣で囲い、背面中央には平唐門を設けている。 |
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■社務所新築工事 妻入り入母屋造り、桟瓦葺の建物で、入口に札所を設けている。 |