発注者/伊賀市
工期/2018〜2020年
受注形態/施工
概 要
桁行18.140m、梁間3.932m、一重、東面入母屋、西面切妻造、本瓦葺
地盤沈下、雨漏りによる梁等小屋材腐朽のため、建物は全体に歪みを生じていた。
工事としては揚屋、地盤改良を行い、鉄筋コンクリート基礎を設け、礎石・石積据え直した。木工事は建入直し、梁交換、床組解体・復旧、敷鴨居補修・調整等半解体工事を行った。屋根は本瓦葺き、左官は漆喰・中塗り仕上げ、三和土のやり替えを行った。
なお背面は、便所が付され、屋根は桟瓦葺きとされていたが、調査を行い専門委員会で諮られた結果、旧来の姿に戻すこととなった。
竣工 | |
着手前 | |
竣工 | |
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揚屋の状況 |
取り替えられた梁(地松)の状況 |